出版助成事業

第3回「西山夘三記念叢書」出版助成事業 原稿を募集します(2024/10/28)

●主旨
「人と環境にやさしい生活空間の創造と持続可能な地域発展」に資する、優れた研究・活動成果の出版を助成するため、著者および原稿を広く募集します。

●助成の内容
・採択された原稿をベースとした書籍の出版、および出版に向けた原稿制作の支援を行います。
・採択された著者に、出版原稿充実のための費用として研究助成金20万円を支給します。
・費用は原則として当法人および提携出版社が負担

●助成による出版物の概要(予定)
・シリーズ名:「西山夘三記念叢書」 年1冊刊行
・出版(編集・制作・発行):millegraph [株式会社ミルグラフ]
・体裁:A5判・200頁程度 (文字数15万字程度)
・発行部数:1000部以上・定価:2000円程度

● 選考委員会
岡部 明子(選考委員長/東京大学大学院教授)
生田 京子(名城大学教授)
河﨑 由美子(積水ハウス株式会社フェロー)
富井 雄太郎(株式会社ミルグラフ代表取締役)
柳沢 究(京都大学大学院准教授)

●応募方法
応募期限:2025年3月9日(日)
提出書類:①出版助成申請書、②素材となる原稿
※詳細は応募要項を確認してください※

応募要項と申請書のダウンロード ←Zipファイルです

●これまでの選考・出版助成
・2023年度:選考結果の概要および総評
・2024年度:選考結果の概要および総評

出版物頒布

下記出版物のご注文方法

①西山文庫あてに、書名、冊数、お名前、送付先郵便番号、住所を明記の上、 メールで申し込んでください。 npo@n-bunko.org

②ただちに送本いたします。

③届きましたら、同封の振り込み用紙にて代金を振り込んでください。


人と住まい文庫シリーズが完結!

西山文庫では、2004年から積水ハウス社との合同研究会「人と住まいと社会を考える研究部会」を運営しています。この研究会の成果を広く社会に還元していくため、2017年から「人と住まい文庫」シリーズを刊行してきました。毎年おおむね2号ずつ出版してきましたが、西山夘三記念叢書に発展的に継承されることになりました。この「西山夘三記念叢書」、「人と住まい文庫シリーズ」ならびに「研究部会」は積水ハウス株式会社の寄付金によって発行・運営されています。人と住まい文庫シリーズの販売は(株)地方小出版流通センター様に委託していますが、当文庫でも受け付けています。今後の「西山夘三記念叢書」はmillegraph [株式会社ミルグラフ]から出版されます。
最新号の予約販売を開始しました!

 

佐藤和宏著 Vol.14

『民間貸家経営と家主の果たした役割  ~くいつぶし型経営の歴史的意義~』

はじめに ―なぜ今、住まいが問題になったのか、どうして民間借家が問題なのか? ―くいつぶし型経営の歴史的諸前提、くいつぶし型経営 ―戦後日本の民間貸家経営、くいつぶし型経営の諸機能、くいつぶし型経営の変容と現在、まとめ 定価1,100 円(税込) チラシはこちら

 

中林浩著 Vol.13

『普通の景観・考  ~サステナブルな町の姿~』

はじめに、普通の景観とは何か、京都で考える、都市再生のなかで希求されたもの、古い建物が大切である本当の意味、商売の名残を活かす町、ヨーロッパ都市の成熟、大阪と東京のDEEP、ヒューマンな生活空間を取り戻す、「普通」は時代のキーワード 定価1,100 円(税込) チラシはこちら

 

彌重功著 Vol.12

『愛着のある家、物語のある暮らし  ~住み続けたい、住み継ぎたい家の探求~』

はじめに、第一章 壊される家、壊されない家、第二章 愛着の芽生えと育み、第三章 愛着をもって住み続けられる家、第四章 次代へと住み継がれる家、おわりに  定価1,100 円(税込) チラシはこちら

 

増渕昌利著

『建築基準法と安心安全 ~違反建築ゼロ、その前に~』 

はじめに、第一章 建築基準法に基づく完了検査率は100%にできる、第二章 住宅と建築の安全をリファイン、第三章 違反建築ゼロ、その前に、第四章 住宅研究と建築基準法の接点、おわりに   定価1,100 円(税込)

 

斉田英子著

『デンマークの対話が生まれる空間づくり ~small gathering~』

はじめに、第一章 デンマークにおける暮らしを支える社会の仕組み、第二章 心地よい暮らしをつくる知恵と工夫、第三章 地域にリビングルームをつくる、おわりに 定価1,100 円(税込)

 

中野茂夫・尾﨑せい子著

『モデル・コミュニティ ~コミュニティづくりの原点を探る~』

はじめに、第一章 モデル・コミュニティの誕生、第二章 自治省モデル・コミュニティ事業の仕組み、第三章 モデル・コミュニティ事業の特徴、第四章 モデル・コミュニティの受容、おわりに 定価1,100 円(税込)

 

大島祥子著

『ストック活用型不動産事業こそ、地域密着! ~京都の事例から学ぶ~』

第一章 ストック活用型社会を牽引する、既存住宅流通、第二章 京町家流通拡大の理由、第三章 地域密着型不動産事業者の姿を探る、第四章 地域密着型不動産事業者に期待される役割、おわりに  定価1,100 円(税込)

 

塚田由佳里著

『地域のなかで子どもが育つ学童保育 ~ヘルシンキ・大阪の放課後~』

第一章 放課後施設の今、 第二章 フィンランド・ヘルシンキの放課後施設と生活、 第三章 大阪の放課後施設と生活、 おわりに 豊かな放課後とは? 定価1,100 円(税込)

 

市川大輔・生田京子・池脇啓太著

『参加したくなるまちづくり ~半田市亀崎での地域資源発掘型活動の記録~』

第一章 亀崎のまち、 第二章 みんなが動くまち、 第三章 発見して動く、 第四章 連携して動く、 第五章 人が動くまちづくりへ。定価1,100 円(税込)

 

柳沢究・水島あかね・池尻隆史著

『住経験インタビューのすすめ』(在庫切れ)

第一章住経験の面白さ、第二章描かれた住まいと住み方の多様性、第三章住経験インタビューの効用、第四章住経験インタビュー実施の手引き、おわりに。定価1,100 円(税込)

 

不破正仁・小山雄資著

『民家再生のはじめかた ~そうじから紡がれるものがたり~』

二刷により販売再開しました!

はじめに、第一章民家との対峙、第二章 モノがたり、第三章 お披露目、第四章 コトのはじまり、第五章 そうじからはじまること、それから。 定価1,100 円(税込)

 

葛西リサ著

『住まい+ケアを考える ~シングルマザー向けシェアハウスの多様なカタチ~』(在庫切れ)

第一章シングルマザー向けシェアハウスという発想、第二章シングルマザー向けシェアハウスの全国的動向、第三章シェア+ケアで支えるシングルマザーの生活。定価1,100 円(税込)

  

関川華著

『パリのガルディアンものがたり ~フランス首都圏の共同住宅マネジメント~』

第一章 はじめに、第二章 ガルディアンとは何者か?、第三章 ガルディアンの歴史、おわりに~。定価1,100 円(税込)

 

江國智洋・三浦史郎著

『大家と居住者の共生ものがたり ~賃貸型コーポラティブハウス“あるじゅ”二十年~』

はじめに、第一章 コーポラティブハウスの背景、第二章 日本初の賃貸型コーポラティブハウスの誕生、第三章 賃貸システム改変の変遷、第四章 あるじゅで育った第2世代の住まい観、第五章 「あるじゅ」20年間の検証、おわりに −多様な住まい方への展開−。定価1,100 円(税込)


 

『昭和の日本のすまい −西山夘三写真アーカイブズから』

西山文庫編 生涯をかけて日本のすまいに取り組み続けた西山夘三がファインダーとスケッチブックを通して見た昭和の日本のすまいとまちの映像アーカイブズから厳選した貴重な記録・・・。 定価4,700円 →税・送料込 4,500円。詳しくはこちら。

 

『軍艦島の生活 <1952/1970> 住宅学者西山夘三の端島住宅調査レポート』

世界遺産認定直前出版 西山文庫編

定価2700円 → 税・送料込 2500円

 

「超絶記録!西山夘三のすまい採集帖」

LIXIL出版 新刊 LIXIL主催の西山夘三展記録ブックレット

西山夘三ってこんな超絶なひと?!

2017初版 定価1800 円 → 税・送料込 1800円

 

『西山夘三の住宅・都市論』  在庫切れ

西山夘三生誕100年を記念に文庫が世に問うた注目の出版です。在庫切れとなりました。あしからずご了承ください。

 

『これからのすまい −住様式の話』復刻版

終戦直後にこれからの日本のすまいのあり方をさし示した名著。 毎日出版文化賞受賞。巻末に住田昌二大阪市立大学名誉教授による解題つき。定価2,310円(税込)→税・送料込 2,000円

 

『安治川物語』(日本経済評論社) 在庫切れ

499頁、1997年、定価3990円 。父母に対する鎮魂。歪められた近代化。庶民へのやさしい眼差しで広大なテーマに挑む。鉄工職人であった父夘之助と明治の大阪をいきいきと描いた物語。稀代の建築学者が、晩年にこれだけは完成させたいと全力を傾けていた絶筆である。西山文庫が編集した。資本主義工業の発展、天皇制教育をはじめとする明治の時代と私小説が入れ子で展開する大著。在庫切れとなりました。あしからずご了承ください。

 

『日本のすまいⅠ』(私家版)

208頁、1968年 雑誌「新住宅」に1966年1月から68年6月まで「日本のすまい」として連載された、Ⅰ住宅の階層構成、Ⅱ町家、Ⅲ長屋、Ⅳアパート、Ⅴ農家、Ⅵ併用住宅、Ⅶ寄宿舎を収録する。 下記の②とともに、後に『日本のすまい』(勁草書房、全3分冊)にまとめられる。税・送料込 1,000円

 

『日本のすまいⅡ』(私家版)

372頁、1973年 雑誌「新住宅」に1969年1月から73年12月までの5年間にわたり「続日本のすまい」として連載された、Ⅰ船ずまい、Ⅱねぐらずまい、Ⅲ飯場、Ⅳマンション、Ⅴ邸宅を収録する。Ⅴ邸宅では大邸宅だけでなく、「戦時下の営団住宅」「公営住宅の基準」「プレハブ住宅」など、現代住宅史を再検討しながら小住宅も含まれる。税・送料込 1,000円

 

『すみ方の記』(私家版) 在庫切れ

164頁、1965年。 在庫切れとなりました。あしからずご了解ください。

 

『西山夘三とその時代』(西山文庫編・非市販本)

296頁(一部カラー)、2000年

「西山夘三と日本のすまい展」で展示されたパネル約100点と文庫所蔵資料解題(第2版)が収録されている。西山夘三の生涯と多岐にわたる業績を網羅した最も詳しい資料・解説書。 税・送料込 1,500円

 

スケッチ・絵はがき販売について

サンプルはこちら 西山夘三の描いた多くのスケッチ類の中から厳選した20枚を超高画質の絵はがきにしました。

税・送料込 800円

西山文庫連絡先